身の丈よりも小さな住まいで手放したもの
前回の記事では、我が家が「小さな住まい」で得たものをご紹介しました。
一方で、「手放したもの」もあります。
それは、個人の空間と、大量の使わないモノたち。
書斎など、個人のプライベートな空間を持つこと
現在の間取りは、1LDK。
寝室以外はすべての空間がゆるやかにつながっています。
子どもに個室が必要になるまでは、このままの間取りで暮らしていく予定です。
家さがしの段階で、「書斎や仕事のスペース、趣味の絵を描くスペースがあったらいいな」と思った時期もありましたが、それらの夢(?)は手放しました。
仕事はダイニングテーブルで済ませられるし、絵は子ども用ちゃぶ台で描きます。
プライベート空間を持つことを手放した結果、
メリットのほうが大きく感じています。
メリット①|空間を広く使える
小さい子どもたちは、ちょこまかとあちこち動き回ります。
まだ7ヶ月のようやく寝返りをうったばかりですが、あっという間にはいはい・ひとり歩きを始めますよね。。。嬉しいやら寂しいやら
仕切りやドアの少ないオープンな間取りは、4歳の息子や遊びに来るお友達たちから大好評です。
世話をする大人にとっても、子どもがどこにいても
いつも気配を感じられて便利です。
メリット②|子どもが大人の本に触れられる
我が家の本はすべて、リビングの中央にある作り付け本棚に収納しています。
子どもの本は最下段に。
大人の本は上段が基本ですが、なかでも子どもが興味をもちそうな本たちは、子どもの手の届く高さに置いています。
いまのところ漫画は最上段です笑
先日4歳の息子が、「(今日見た)虫を調べたいな。そうだ、あそこに本があったはず・・・」と言って、みずから夫の(かなり専門的な)昆虫図鑑を取り出してきたので、驚きと成長を感じました。
もしも「大人の本は書斎に、子どもの本は子ども部屋に・・・」としていたら、この光景は見られなかったはず。
これからどんどん上の本を読んでいくようになるかと思うと、楽しみです。
デメリット|感染症のときに隔離できない
小さい子がいると、必ず年に何回か(小さいうちは10回以上…?)感染症にかかります。
普通の風邪であればそれほど気になりませんが、
インフルエンザや溶連菌・アデノウイルス・・・
保育園を出席停止になるような感染症の場合は、やはり隔離して看病したいなと思うことがあります。
病気の子ども(または大人)を寝室に隔離して、
健康なメンバーはリビングの畳ベッドで眠る、という方法もあるのですが
そうすると子どもの就寝時間の夜8時から朝7時までずっと
リビング・ダイニング・キッチンを使えないことに・・・(汗
現在のところは、
加湿をしっかりする
大人が病気の場合はマスクをする
ことで対応しています。
他に良い方法が見つかったら記事にします!
プライベート時間・空間を持つ工夫
ときには、1人で集中して何かしたいな、という時もあります。
帰宅後にリビングで作業するのが好きな夫へのささやかな配慮で、
私は子どもと一緒に早めに寝て、夜にひとり時間を満喫してもらっています。
ただ寝落ちしてしまうだけ…でもありますが(笑
いまは育休中なので、子どもの昼寝タイムが私のひとり時間です。
復帰したら、在宅ワークの前後と、早起きチャレンジをしてみようかな・・・?
早く寝て遅く起きる長寝体質なので、変えるのは難しいかな(汗
大量の使わない"モノ"たち
いつか使うかも・・・いつか着るかも・・・と思ってとっておいた物や服は、引っ越しの前後ですべて手放しました。
断捨離にあたっては、たくさんの本やブログを参考にしました。モノが増えすぎない仕組みもできてきたので、これから少しずつ紹介していきます。
我が家には、
いま使うものと、将来使うことが分かっているもの
しか置いていません。
・・・とは言っても、油断するとどんどんモノは増えていってしまうので、
今後も定期的に仕組みを見直ししていきます。
中古マンションリノベーションのメリット・デメリットはこちらの記事で詳しく紹介しています。
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本日もお読みいただきありがとうございました。
身の丈よりも小さな住まいで得たもの
暮らしのサイズ感を決めるもの。
食べ物、ファッション、マイカー・・・
いろいろありますが、多くのおうちで、「住まい」は
かなりの割合を占めますよね。
我が家は65平米に4人暮らし。
新築ではなく中古マンションのリノベーションを選んだため、住まいにかけるお金は少なめです。
ライフプランナーさんが「この価格でも大丈夫!」という価格より20~30%抑えました
"広さ" をあきらめたから、
窮屈な暮らしになったかというと・・・
そうでもありません。
1年暮らしてみて、得るもののほうが大きいと感じました。
我が家が小さな住まいで得たものをご紹介します。
小さな住まいに暮らすことで得たもの
10分掃除で片付く部屋
我が家はフルタイム共働きで4歳と0歳の子育てをしています。
特にふたり目が産まれてからは、
ほんとうに時間が無くなりました・・・。
そして、4歳の長男のすくすく元気な成長に比例して、
部屋の荒れ具合もすごいことに・・・。
お目汚しすみません…
こんなリビング・ダイニングも、
10分間集中して片付けると
ここまできれいにできます。
これができるのは、
小さな住まいで、少ないもので暮らしているおかげだと日々感じています。
(この場所では、子どものおもちゃの数を収納に合わせて制限しています)
少ないけれど気に入ったものを選ぶ
我が家には備え付けの収納がほとんどありません。
リノベーションの際に作ってもらった収納は、洗面室・トイレの棚とキッチンの上下、フリースペースの小さなクローゼット、本棚の5箇所のみ。
あとはすべて、最小限の持ち物に合わせた置き家具を購入しました。
そんな我が家でモノを増やすと、どんどん生活スペースが圧迫されてしまいます。
もともと買い物好きの私でしたが、(夫の説得の甲斐もあって)
新しく物を増やすことに慎重になり、気に入ったものを選べるようになりました。
それでも、引っ越しのタイミングが妊娠・出産と重なったため、新居ハイと巣作り本能があわさって少し(だいぶ?)買いすぎてしまった感もありますが…失敗した買い物も後日記事にします(汗
心のゆとり
慎重に吟味して選んだ「お気に入り」に囲まれた暮らしは、
多少散らかったり乱れたりしていても、個々のモノたちが美しかったり思い入れがあったりするので、心が落ち着きます。
また、無理しすぎない住宅ローンの設計は、これからの長い人生で何かが起こったらどうしよう・・・ではなく、何が起こってもなんとかできる!と思えるので、心が軽くいられます。
以上が、小さな住まいで得たものたちです。
長くなってしまったので、「手放したもの」については後日記事にします。
何を大切にするか、価値観はひとそれぞれ。
あくまで "我が家の場合" ですが、少しでも参考になれば幸いです。
中古マンションリノベーションのメリット・デメリットはこちらの記事で詳しく紹介しています。
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築25年以上の中古マンションをフルリノベーションするという選択ーメリット・デメリット
生活の基盤となる住まいの選び方。
みなさんは何を重要視されましたか?
我が家は、
-
エリア
-
価格
-
間取りや内装を自分たちの好みで選べること
の3つを特に重視しました。
そしてこれら条件を満たす中古マンションと出会い、購入&フルリノベーションすることを決断しました。
フルリノベマンションに移り住んで、もうすぐ1年が経ちます。
今の暮らしにはとても満足しています。
それにしても、世間で『家が余る』と言われて久しいのに、
新築マンションがどんどん建てられていますよね。
「ひょっとして中古の良さはあまり知られていないのかな?」と思い、
今感じているメリット・デメリットをまとめました。
- 中古リノベのメリット① 価格が安い
- 中古リノベのメリット② 間取りや内装を自分たちの好みで選べること
- 中古リノベのデメリット① 管理費・修繕積立金が高い
- 中古リノベのデメリット② 売りにくい?再販しづらい?
中古リノベのメリット① 価格が安い
当然ですが、新築に比べて圧倒的に価格が安いです。
そのため、
エリアを妥協しなくて済む
家具にお金をかけられる
点が非常に助かりました。
便利な駅徒歩10分以内の物件なので、
フットワークが軽くなりました。
そして「家具」は、部屋の住み心地を決めるとても重要な要素です。
その中でも特に重要な「ダイニングチェア」についての記事はこちら。
家具についてはまだまだ語りたいことがたくさんあるので、
これから記事を書いていきます。
よろしければお付き合いくださいね。
リクエストも受付中です!
現在のダイニングの様子はこちら
Sawako (@asunarohouse) • Instagram photos and videos
中古リノベのメリット② 間取りや内装を自分たちの好みで選べること
居心地の良い空間づくりには、良い家具を選ぶのはもちろんのこと、「それらの家具がマッチする空間であること」がとっても重要です。
家具と合わせて部屋をデザインすることで居心地の良い空間を作れる
我が家は、好きなテイストの家具屋さんに、家の設計図を見てもらい、素材や色選びのアドバイスをいただきました。
こだわりの強い夫婦で、リノベの設計においては、夫と意見がぶつかったことも多々あったのですが、ダイニング&壁&床は譲ってもらいました。。懐の広い夫に感謝!
間取りについても「やってよかった!」と感じるこだわりの点がたくさんあるので、
これからご紹介していきますね。
中古リノベのデメリット① 管理費・修繕積立金が高い
分かってはいましたが、やはり管理費・修繕積立金は高いです。
これは致し方ないですね。
マンションにとって管理は命。しっかり余裕をもたせた管理費・修繕積立金の額になっているほうが安心です。お金が足りず大規模修繕ができないと、追加徴収や、場合によっては住めなくなるくらい劣化してしまうという致命的な事態になりかねません。
中古リノベのデメリット② 売りにくい?再販しづらい?
古い物件は「再販しづらいのでは」という印象はまだまだ根強いと思います。
まだ購入したばかりで売りに出していないので分かりませんが、
しっかりと耐震基準を満たしていること・第3者による保証があること
によって、少なくとも直近5〜10年は問題ないと考えています。
また、内装を「子持ちの夫婦にとって便利な特徴あるデザイン」にしていますので、同じ好みの人にはとても気に入っていただける(といいな)と思っています。
本日もお読みいただきありがとうございました。
ダイニング家具は椅子から選ぼう|マルニ木工のライトウッド
こんにちは。
前回の記事では我が家のダイニングチェア、「アーコールチェア」をご紹介しました。
続いて、我が家のもうひとつのこだわりの椅子、「ライトウッド」をご紹介します。
この椅子の良い点は、3つ。
1. 軽い
重さ約2.5kgと、とにかく軽いです。
2. 座面がメッシュなので食べこぼしが気にならない
これはお子さんやペットがいる家庭ではかなり重要なメリットですよね。
何をこぼしてもさっと拭けばオーケーな手軽さは、心を軽くしてくれます。。
3. 座り心地が良い
これは好みにもよると思いますが、女性・子どもに特に人気のやわらかな座り心地です(我が家の家族&お客さん調べ)。
背あたりのカーブが丸いのも快適。
デメリットはあまり思いつきませんが、強いて言うなら、木の部分がオイル仕上げなので汚れが付きやすいことくらいでしょうか。
(アーコールチェアはラッカー仕上げといって表面に汚れがつかない加工がしてあります)
我が家のダイニングテーブルの脚は鉄製のため、椅子にこすれると黒く汚れがついてしまうのが目下の悩みです。
ダイニングテーブルの脚を木にするか、ラッカー塗装をしてしまえば問題はありません。
頻繁に汚れるので、ラッカー塗装を検討中です。
椅子はリビングダイニングでいちばん目に入る家具。
部屋に気に入った椅子があると、目に入る度に嬉しくなり、気持ちが上がります。
置き方が乱れていても、椅子自体が美しければ、見苦しくなくストレスフリーに。
子どもとの暮らしでは、こういうストレスが減ることってとても重要だなと思うのです。
ダイニングチェアを探されているかた、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。
本日もお読みいただきありがとうございました。
ダイニング家具は椅子から選ぼう
2018年春、築30年のリノベーションマンションに越してきました。
家具の新調にあたって一番こだわったのが
ダイニングセット。
なかでも
「ダイニングチェア」にいちばん投資しました。
そんな我が家のこだわりの椅子をご紹介します。
悩みに悩んで選び抜いた、2種類のデザイナーズチェアのうち、1つはこちらです。
アーコール スタッキングチェア
イギリスの老舗家具メーカー、アーコール社のもの。
昔イギリスの小学校で広く使われていた椅子を、マーガレットハウエルが復刻したそうです。
「美しくスタッキングできる」という特長は、思いのほかメリットが大きく、とても満足しています。
我が家は4人家族ですが、子供2人はまだ小さいので子供椅子を使用しており、いつもはスタッキングした状態でリビングに置いています。
スタッキング姿がきれいなので
ついうっとりと眺めてしまいます。
来客時には並べてダイニングチェアとして使用。
子供が大きくなったら常にこの状態で使い、
独立したらまたスタッキングして
来客時に出すというスタイルに戻す。
長い人生のなかで、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応してくれるのがスタッキングチェアの良いところですね。
座面が木なので少し硬いですが、浅くカーブがつけられておりそのままでも快適に座れます。
(私は長時間座るときはクッションを使用。夫はそのままの方が快適と言っていたので個人差がありますね)
これから家具を選ばれる方に、少しでも参考になれば幸いです。
我が家は愛知県岡崎市のインテリアショップ
さん で購入しました。
私の椅子愛は、FILTの店主さんから伝染したものです。笑
インテリアのトータルコーデをお願いしたい方におすすめです。
長くなったので、もう一種類のチェアについては次の記事で。
お読みいただきありがとうございました。